かつて、病気の知り合いにライブ喫茶に誘われ行ったことがある。

２組か３組が歌ったのだけど

私はライブ喫茶自体が初めてで、しかも

対人緊張症真っ只中だった。

ダチヲさんという、ギターを弾いて歌うアマチュアさんが私の目の前で歌ったが

どうもダチヲさん、調子がのらないみたいで

その喫茶店、客が三組くらいしかいなくて

ダチヲは私に注目してしまったみたいで、

私に注目するから～

してほしくないのに、ダチヲさんは私ばかり気になったようで、

その理由は無表情だったから、らしい

みんなが笑ってるときも、動かないし、

ライブが気に入らないのか？と思ったらしい、

なんかありますか？と汗をたらたらで聞いてきてくれて、、

私はそのライブで一番ダチヲさんの歌が好みだったから、

まー、困ったなと思って。

ささいな笑いに笑えない…

共鳴する笑いに乗ってけない…

くるしい…。

共鳴笑いができなかった。

ダチヲさんは吉田拓郎さんみたいな曲と歌いかたをしていた。

笑いを誘うその歌詞、話、

肩をぬいた唄い方、そこそこ声もよかった。

話しかけてきてくれたので、申し訳なく

CDを買おうとしたら、無いというので買わなかった。

無表情って困るよね。

だけど、固まっちゃって無理だった。

到底むり。