場面緘黙おとな女子のブログ

場面緘黙の経験者が当時、現在を語ります。

私のパートナーが死んだ

ずっと看病してた


ずっと一緒だった


猫が亡くなった。


私は家を出てたから、たまたま寄ったら


しなだれかかるように、クッションで


もたれてた。


軽くなったその身体を、抱き上げて目を覗きこんだ。


力がなくなっていた


抱いて散歩に、外を見せてやり、


部屋に入って、注射器で口にごはんを


飲み込ませたけど、あまり食べれなくて


温かい電気のクッションに寝かせ、


猫ようふとんを被せた。


私がバックをもち、旦那が降りてきたから


入れ違いに2階に行こうとすると、


目を見開いた


また、頭を撫でて、名前を呼んだ


私が外に行ってしまうと思ったんだ。


抱いてあげたら、しっぽを私の手にトントンと


たたく


私も背中をポンとすると、またトン


こうやって、ずっとするのがクセだった


トントンと


私の手にしっぽでたたく


その時も、そうで、頭ははっきりしていて、


心や気持ちは死んでなくて、


ずっと可愛いパートナーで


賢くて、私が悲鳴をあげたり


泣いたりしてると、胸の上に乗ってきては


大丈夫だよみたいに、ずっと動かず


寄り添ってくれる猫だった。


きゃー!と悲鳴を上げたら、みると


心配そうに走ってきて足元にいたんだよね。


ありがとう、しかない。


最後までありがとう。