場面緘黙おとな女子のブログ

場面緘黙の経験者が当時、現在を語ります。

クリムトの生命と医学

右も左もわからない


椅子に座っても落ちつかない


すべり落ちそうな気がしてしかたがない


ずっとそうだった


パニック発作は黙って私を襲ったし


そんな中でなにも変化などなく探すのだけどなく


癒されるものなどなにもなかった。


クリムトの絵画展に行った


絵画?


諦めの境地だった


価値観のないような私にはきっとなにも伝わらない


私はいなかった


体だけあるだけだった。たぶん


そうだったのに、


クリムトの壮大な絵は私を感動させてくれた


生命と医学の絵


なぜかわからないけど、心揺さぶられ


やっと生きてる心地がした。


クリムトの絵の中には私が触れられる何かがある


凄まじい生命のすべて