場面緘黙おとな女子のブログ

場面緘黙の経験者が当時、現在を語ります。

抱きしめられたかった

先日2度の大がかりな自殺未遂の末、三度目で本当に死んでしまった親友が、


つい最近まで言ってた言葉があり


それが、小さな頃に母親から抱きしめて貰いたかったな。だった。さみしげな声で呟いた。


アスペルガーの彼女は、そんな風に話す。


彼女には母親はまだ健在で、父親が去年亡くなり、


私の両親は30年前くらいに相次いでなくなり亡くなって久しく、亡くなってから一人で親なく生きてきた年月の方が長くなってしまったくらいだから


母親に抱きしめられたかったという概念はなく、


小さい頃に母親にぎゅっと抱きしめてもらいたかった


という彼女のささやかな願望が小さな頃には叶えられなかったのだろうと思った。


三人きょうだいの末っ子で、


普通、末っ子って一番可愛がられるのにアンタは可愛がられなかったわよね(笑)


と年をとった母親が言うらしい


自分が可愛がらないを選択し、それを覚えていて、そこまでは…だけどそれをまた娘に言う?

どんな位置でものを言ってるんだろうか?


その事も私と彼女は話て思っていた。


彼女はアスペルガーで

私はアスペルガーではないんだけど

彼女の正直さに人間不信な私の心はついていったわけで。

時々、会話が噛み合わなかったり、話の意図が通じなかったりも以外とたくさんしたけれど…


私達は大事な友達だった事に間違いはない。


気まぐれで、


子供を生んだり、


気まぐれで、


可愛がったり、可愛がらなかったり、


誰か一人の気まぐれが


もう一人の人生を支配し


とてもつらいものにするエゴを


私は許せない。


理由は理不尽過ぎるから。


なにを許してもこれだけは許せない。


幼少時代から

大人になってから

愛さなかったことで彼女をどれだけ

苦しめたのか?


そんな幼稚な趣味になんか

そんな人間になんか付き合ってらんない。